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概要

愛工大マガジン2018

その他の研究室一覧地震研究室近年、大規模な地震が相次いで日本で発生している。日本が世界有数の地震大国であることに、否が応でも気づかされる。こうした地震による被害を少しでも減らすことを目的に、地震の揺れに関する研究をしているのが地震研究室だ。例えば、これまでに起きた地震の観測記録を使い、地震の揺れのメカニズムを解明する。その研究成果が、将来発生する地震の揺れを予測するための重要な知見となるのだという。将来、必ず起きると言われる南海トラフの地震の被害を軽減するために、研究は急ピッチで進められている。南海トラフの地震に間に合うように。揺れの予測に挑む。今年度の学生が取り組んだのは、熊本地震の観測記録を用いて、揺れの生成メカニズムを解明する研究だ。また、熊本地震の被害調査も実施した。被害が減らせなかったのは、いつか断層が動くということが、市民レベルの危機感に落とし込めなかったことが原因だ。震度7が2回襲ったことも被害の拡大につながった。これらの研究は、愛工大の地域防災研究センターと連携して進めている。さまざまな人や技術に触れることで、見えなかったものが見えてくるのが連携研究の利点である。熊本地震と同じ過ちを繰り返さない。そのためにも、研究室の責任は大きい。研究対象は、起きた地震。得た知見を次に活かすために。地震の揺れのメカニズムを解明することで、被害軽減に挑戦する。現在日本には2,000台以上の地震計が設置されているが、その場所以外は観測できない。研究室の地震計は持ち運びが可能なため、さまざまな地点で地面の揺れを計測し、揺れの大きさと関係する地盤の特徴を探ることができる優れものだ。地震計専門分野は、地震工学。愛工大の地域防災研究センターにもポストドクトラル研究員として勤めた経験を持つ。時には学生の目線になって物事を考えられる、新進気鋭の工学博士である。地震の発生や揺れの研究は理学分野で、揺れによる構造物などへの影響の研究は工学分野で進められている。つまり、地震工学とは、理学と工学を結んで研究する分野なのだ。このため、学生にも両方の知識が求められる。分野をまたいだ研究が、成長につながっていく。工学部 土木工学科倉橋 奨 講師分野を超えた学び1234567コンクリートに関する高性能化および耐久性に関する研究や、産業副産物や廃棄物の利用に関する研究を行っている。材料研究室地盤を構成している土や岩の性質を調査・試験を通して調べ、その結果を用いて構造物を安全に設計・施工する方法を研究している。地盤研究室実利用を目標に、価値のある地理空間情報を提供するための観測法・処理法の開発に関する研究を行っている。測量研究室アンケート調査や現地調査などを行って、より良い都市計画、防災計画の策定や評価方法などについて考えている。計画研究室降水から河川・湖沼・地下水にいたる水循環過程を対象として、河川工学や水文学に基づいた都市・地域の環境保全や管理に関する研究を行っている。水工研究室土木事業が河川の生態系に与える影響を把握し、悪影響を避け、劣化した河川生態系を再生させる方策を探るための研究を行っている。生態研究室学内の耐震実験センターと連携し、地震などの自然災害に対して安全な構造物を築き安心して利用できるための研究を行っている。構造研究室http://www.ait.ac.jp/nyushi/lab/ds/防災土木工学専攻の全研究室を詳しく公開興味 Max POINT!動画配信ありCHECK研究室興味シ ンシン!A I C H I I N S T I T U T E O F T E C H N O L O G Y 054工学部 土木工学科 防災土木工学専攻