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概要

愛工大マガジン2018

その他の研究室一覧建築構造研究室東日本大震災で地震によって大きな被害を受けた建物や構造物を調べると、柱と柱の間に斜めに入れて建築物を補強するブレース(筋交い)とボルトの接合部に力が集中してしていることが判明した。そこでこうした接合部を補強し、力を分散させる機構を開発。すでに実用段階にまでこぎ着けている。研究室では、こうした耐震性能を東京工業大学や企業と共同で解明し、補強をするための開発に取り組んでいる。スーパーゼネコンや鉄鋼大手が共同研究者に名を連ねる研究は、各方面からの注目度も高い。建物の耐震性能を上げる、大学や企業との共同研究。一方、建物の梁にも注目した。梁は建物の上からの荷重を支える部材としてなくてはならないものだが、重量がある。そこで柔らかい鉄を用い、断面の形を工夫することで、地震の力が加わった際に伸びることで建物を守る梁を開発している。こうした建築構造の研究は、建築の学びの中でも特に計算が必要な分野。学生は配属が決まった後で研究室に通い、数学や物理の特訓をして4年次に備える。「わかるまで帰さない」という強い意志を持った教授の指導が、学生の能力を押し上げていく。共同研究を進める企業との打ち合わせにも、学生を同席させる。その根底には、構造が好きなプロを育てたいという教授の思いが溢れている。構造の基本、数学と物理は、集中特訓で鍛える。建物の耐震性能を向上させる研究は、日本に暮らす人びとを守り、被害を軽減させるために。建築の実験、特に構造系の実験にはヘルメットが必須だ。写真は、薩川先生が大学院後期博士課程の頃から愛用しているヘルメット。18年ものと言うだけあって、表面についた傷に、研究者としての歴史が見える。ヘルメット専門分野は建築構造。中でも鋼構造建築物の耐震性能に関する研究で知られている。研究も実験も好きで、夢は論文を100本書くことだと語る。現在30本超。研究者としての人生もこれからが本番だ。「愛想よく、レスポンス良く、食わず嫌いをしない」が研究室の3原則。これを守るためには、かなりの勉強が必要になる。学生は企業との共同研究を卒業研究とすることで、打ち合わせにも同席し、急速に力をつけていく。この挑戦は、確実に就職につながっている。工学部 建築学科薩川 恵一 教授挑戦の機会127812人間の生理心理を踏まえた行動解析、学校・企業の防災、防犯などの安全計画、都市景観、公営住宅の建て替えなどのまちづくり研究を行っている。建築計画研究室時代とともに失われていくような過去の優れた建築を実地記録して、評価し、その文化的価値を後世に伝えることを主な研究目的とする研究室である。建築歴史・意匠研究室6調査、企画、計画、設計、施工、運営の各段階を、事例と設計を通じて研究している。語学と教養、設計関連資格と技能を指導している。建築設計研究室大規模コンクリート造建物の耐震構造デザイン、家具の地震対策を含む住宅構造デザイン、大規模木造建物の構造・居住性能デザイン、シックハウス対策・環境負荷低減を考えた材料・工法の開発など、実務に関わる研究に取り組んでいる。建築構造・材料研究室住宅、商業施設における設計デザインの研究を通じて、実務に直結し即戦力として社会に貢献できる人材を育てるべく研究・教育を行っている。住・商空間デザイン研究室34910既存RC建物の長寿命化を含めた環境負荷低減型の構造材料・工法の開発、非破壊試験方法の開発を含む信頼性の高い建築物を構築するための施工管理技術に関わる研究を行っている。建築材料・施工研究室地震や台風に対する構造安全性や構造品質に関わる研究、建物の最適構造設計、構造計算の手法に関する研究などを行っている。構造力学研究室建築は「生活の器」であり、空間や都市環境における人の行動観察を中心とした方法により、「時間・空間・人間」の相互関係の中から、新しい「カタチ」の創造に向けた手がかりを探求する。建築計画・施設計画研究室社会貢献事業の経験を通じて、人が暮らしに何を求めているのかを知り、将来に向けた住環境デザインの最適性について提案できる力を養う。住環境デザイン研究室5快適に暮らすための居住性能デザインや工法の提案をはじめ、環1 1境・設備に関わる諸問題を解決するための研究を行っている。環境・設備研究室耐震安全性の高い鉄骨構造の構造形式や強度の評価・設計方法、耐震性向上のための技術開発に取り組む。大規模な構造実験も行うダイナミックな研究室。鉄骨構造耐震研究室集合住宅の住戸計画、住宅平面(集合住宅、戸建て、三世代住宅など)の変遷、集合住宅団地の配置計画や共用施設、地域の生活関連施設の利用構造、地域開発計画・地区計画や都市景観整備の手法などに関する研究に取り組んでいる。建築計画・都市計画研究室13地震に対する建築物の構造安全性向上を目的として、免震構造に関する研究・開発を中心に、建築構造物の振動に関する研究を行っている。建築構造・振動研究室14社寺・民家・町並・書院・城・茶室などの日本建築、教会・宮殿・寺廟・住宅などのヨーロッパ・アジアの建築の調査研究、行政と協力して県史・市史・報告書などの刊行を行っている。建築史・意匠研究室http://www.ait.ac.jp/nyushi/lab/fa/建築学専攻の全研究室を詳しく公開興味 Max POINT!動画配信ありCHECK研究室興味シ ンシン!A I C H I I N S T I T U T E O F T E C H N O L O G Y 058工学部 建築学科 建築学専攻