災害時の安全な給水システムの確保に関する分野横断型研究

【学部学科等の垣根を越えた分野横断型研究】
災害時の安全な給水システムの確保に関する分野横断型研究

研究の背景

近年、南海トラフ巨大地震発生の確率が高まっている。このような将来の懸念や過去の痛ましい教訓から、国や地方自治体における防災・減災の意識はますます高まっている。民間においても事業継続コンサルティング、災害用浄水システム、災害情報管理システムなどの危機管理ビジネスが拡大している。

研究の目的

そこで本研究では、災害時の救命に資する生存水かつ生活水の確保を目的とする。震災時には、地殻変動に起因して有害化学物質が地下水に溶出することがある。簡易浄水器はすでに市販されているが、水溶性の高い有害な無機化合物(ふっ素化合物、ヒ素、金属イオンなど)に対する除去効率は低く、より高性能な吸着剤の開発が待たれる。一方、貯水タンク等の水供給施設に対し、土木・機械工学の知見により頑健性を確保する。また貯水タンクの破損や設置状況等を安全に把握するため、自律ロボットを活用する。本研究により震災直後の数日間における生存のための水、復旧が進む段階での生活水の確保が可能となる。さらには恒常的に水質改善が望まれる海外地域にも展開が見込まれる。

研究・開発内容の概念図

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