電力システム工学研究室の長谷川さんが電気設備学会全国大会で優秀発表賞
2025.02.14
工学研究科
受賞・表彰
電力システム工学研究室(津坂亮博講師)に所属する大学院博士前期課程2年の長谷川壮良さん(東邦高校出身)が、2024年(第42回)電気設備学会 全国大会(8月27~28日・東北工業大学八木山キャンパス)で行った発表により、優秀発表賞を受賞しました。
長谷川さんは、「太陽光発電用コネクタで発生するアーク故障の検出に関する一検討」と題して発表を行いました。本研究では、太陽光発電設備での火災事故の一因である、アーク放電を検出する装置の開発を行っています。今回、アーク放電発生時に回路に重畳するアークノイズに着目したアーク故障検出装置を製作し、その装置を使ってPV用コネクタで発生したアーク放電の検出可否を実際にPV設備上で確認しました。その結果、アーク放電発生時に、検出に十分な電圧の検出信号を検出装置から得ることができました。
長谷川さんは「多くの方が参加する学会で優秀発表賞を受賞できたことを大変光栄に思います。今回の経験を糧とし、ますます研究を進めていきたいです」などと喜びを話しています。

