工学研究科の青山凌大さんが計測自動制御学会で制御部門マルチシンポジウム優秀ポスター発表賞を受賞
2025.04.04
工学研究科
受賞・表彰
受賞者
青山凌大さん
工学研究科博士前期課程機械工学専攻2年(愛知県立半田高等学校)
研究室(指導教員)
システム制御研究室(機械学科 日比野良一教授)
学会・大会名
計測自動制御学会(SICE)第12回制御部門マルチシンポジウム(MSCS2025)
受賞名
制御部門マルチシンポジウム優秀ポスター発表賞
受賞日
2025年3月4日
受賞テーマ
風の不確実性を考慮したドローンの消費エネルギーの最小化を目的とする最適経路設計手法の提案
研究目的
物流でのドローンの活用の増加に伴い、CO2排出割合も増加すると考えられるため、消費エネルギーの削減が必要です。ドローンの消費エネルギーは、風や対気速度に影響を受け、これらを考慮した経路設計が必要となります。そこで本研究は飛行領域の風の把握方法を含めた、最適経路設計手法を検討しています。
研究内容
本研究では風の計測結果に基づき風を正規分布であると仮定し、その平均と分散、対気速度から消費エネルギーの確率モデルを作成しました。そしてこの確率モデルの平均と分散を評価関数とした動的計画法を用いて、風の不確実性を考慮したドローンの消費エネルギーの最小化を目的とする最適経路設計手法を構築しました。
今後の展望
今後は風の学習モデルを構築し、風の計測を含めた消費エネルギー最小化のための飛行経路生成手法を確立したいと考えております。
