2025625日~27日に福島県母畑温泉で開催された情報処理学会シンポジウムDICOMO2025CGメディア研究室の片山あず美さん(経営情報科学研究科 博士前期課程 経営情報科学専攻2年)が発表した研究が、最も優れたデモ発表に対して送られる野口賞最優秀賞を受賞しました。また、優れた口頭発表を行った若手研究者に送られるヤングリサーチャー賞も受賞しました。

 DICOMO2025は情報処理学会の10研究会が主催して開催されるシンポジウムで、213件の口頭発表と15件のデモ発表が行われました。

 片山さんは「平面的イラストをインタラクティブに立体視映像化する手法の提案」というタイトルでデモ発表と口頭発表を行いました。発表した研究内容は、テーブル上に様々な物体のお絵描きをすると、各物体がテーブルから立ち上がってテーブル上に立体的な三次元シーンを作り上げるという、今までにない新しいお絵描きシステムの提案と開発を行ったものです。

 発表は審査員による評価と一般投票によって総合的に判定されました。そして、片山さんのデモ発表はその独創性、技術力、完成度が非常に高く評価されて、最も優れたデモ発表1件に対して送られる野口賞最優秀賞を受賞しました。

 また、片山さんの口頭発表についても、優れた口頭発表を行った若手研究者19名に対して贈られるヤングリサーチャー賞にも選出されました。

以下が開発したお絵描きシステムの動画です。
https://youtu.be/Nee0GEi5cXI