本学の1年生全員が参加する英語ポスター発表イベント「AIT English SDGsポスタープレゼンテーション・コンテスト」の最終発表が12月23日、八草キャンパス鉀徳館で開催されました。

 このコンテストは、本学総合英語教室(英語)が学生の学術的・国際的なスキルの向上を目的に開催するもので、1年生必修のコミュニカティブ・イングリッシュC/D (CECD)の集大成となります。学生たちは、授業でチームを組んでSDGsをテーマに世界的な問題をリサーチしつつ、ローカルのフィールドワークを通じて、地域ではどのような取り組みが行われているかを英語のポスターにまとめました。各授業でプレゼンテーション予選を行い、それを勝ち抜いた計45チームが、この日の本選で最終発表を行いました。

 鉀徳館(講堂兼体育館)の広い会場には各チームのポスターが投票用のQRコードとともに掲示され、初めに来賓の 近藤雪絵・立命館大学薬学部准教授、青山製作所(愛知県丹羽郡大口町)人材チームの伊藤菜那さん、ファイラー・ベンジャミン愛知県立大学准教授が紹介されました。挨拶に立った近藤准教授は、「Beyond Borders」の言葉で学生たちに様々な壁を越えた視点を持つよう呼びかけました。

 ポスターで取り上げたテーマは、EVをはじめとした脱炭素関連、フードロス対策、サステナブルな地域振興の取り組みなど多岐にわたり、説明や質疑応答のやり取りも英語で行われました。学生たちはコミュニケーションスキルを磨きながら、SDGsに関する地域の取り組みについて新たな学びを得ました。

 プレゼンは、全員が投票に参加できるよう入れ替えを挟んで2回行い、学生たちはスマホを用いて投票しました。審査の結果、優秀賞の3チームと審査員特別賞の2チームを発表し、表彰しました。 青山製作所の伊藤さん、ファイラー・ベンジャミン准教授が、「いつでも異文化コミュニケーションができる準備を始めてほしい」などと期待を込めた講評や感想を述べました。

入賞グループは以下の通りです。

【学生審査賞(上位3グループ)】 
▽Group 15   廣光優太さん、日比野斗亜さん、松山剣之さん、山本晶太さん "Responsible Consumption and Production" (経営情報システム専攻、藤村敬次先生 水2限)
▽Group 25 山本遥さん、森島梗太さん、安井大智さん、山田優斗さん、柳本空さん "75% of CO2 from Homes Comes from Household Systems" (建築学専攻、土居峻先生 水3限)
▽Group 1  小坂哲平さん、大参南斗さん、久野結世さん、日高涼太さん、渡邉凌駕さん "Important Things to Realize a Recycling-oriented Society"(応用化学専攻、成瀬翔先生 月2限)

【来賓・教員審査賞(上位2グループ)】 
▽Group 2    勝股将一さん、大坪聖直さん、加藤慎梧さん、岩田海靖さん "Responsible Consumption and Production in China"  (応用化学専攻、藤村敬次先生 月2限)
▽Group 33   水田逢月さん、三輪智己さん、弓矢連太郎さん、"SDGs in Local Companies" (機械工学専攻、水4限 石川淳子先生)

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