令和6年度「学長賞」「学長特別賞」が41日、八草キャンパス愛和会館講堂で行われた年度始め式の席上で発表され、21団体及び学生に対して後藤泰之学長から賞状と記念品が贈られました。

受賞者及び授与理由は以下のとおり。

「学長賞」
本学の建学の精神並びに教育の理念に基づき、本学の教育・研究及び管理運営等の発展に多大な貢献を果たした者に対し授与します。

【地域連携・SDGs推進本部 エクステンションセンター 前センター長 小池 則満】
 小池 則満教授は、令和元年度から令和6年度までエクステンションセンター長を務められ、従来から実施してきた「まるごと体験ワールド」や「AITサイエンス大賞」だけでなく、新たに「地域連携スタッフ」制度を創設され、域貢献活動を拡大し、学生のスキル向上にも寄与されました。コロナ禍においても地域貢献事業に継続的に取り組み、感染拡大防止策を講じながら、「まるごと体験ワールド」などの主要な事業を実施、成功に導き、小中高生の期待に応える成果を上げられました。対外的には、「大学コンソーシアムせと」の協議委員、会長を務められ、また、大府市都市計画審議会の審議会長も務めるなど、本学と地域との協働にも大きく貢献されました。

【教学センター 教務グループ(団体としての受賞)】
 本学は、令和6年度に文部科学省の数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(通称 MDASH)のリテラシーレベルと応用基礎レベルの二つのレベルで認定を受けました。教学センター・教務グループは、この認定を受けるため令和元年から活動を開始し、各学科・教室との協議を重ね、関連科目のシラバスの充実に加え、カリキュラムツリーや自己点検・評価の仕組みを整備するなど、認定に必要な体制整備に尽力され、本学の「教育の質向上」に多大な貢献を果たされました。

【地域連携・SDGs推進本部事務室 課長 石原 弘士】
 石原 弘士課長は、地域連携・SDGs推進本部において、自治体等との地域連携事業、豊田市高等教育活性化推進プラットフォーム、ゼロカーボン推進に関する業務などで主体的に携わり、地域貢献に寄与しております。特に、豊田市高等教育活性化推進プラットフォームにおいては石原氏の企画、提案により全体の活性化を進めると同時に、本学独自の取組も積極的に進め、私立大学等改革総合支援事業タイプ3PF(プラットフォーム)型の連続採択による補助金の獲得にも多大な貢献を果たされました。

「学長特別賞」
卓越した活躍により本学の名声を高め、在学生に対し勇気と希望を与える顕著な功績を収めた学生に対し授与します。

【令和6年度経営学科4年 硬式野球部 中村優斗】※服部洋兒硬式野球部部長が代理受賞
 中村君は本学野球部主戦投手で、昨年1024日のプロ野球ドラフト会議では、ヤクルトスワローズから1位指名を受けました。3年生時には野球日本代表・侍ジャパンに大学生ながら選出され、7月には大学日本代表にも選出されました。また、4年生の秋季リーグ戦では自己最速となる球速160キロを記録し、3年秋から4年春にかけては愛知大学野球リーグ1部で最多奪三振のタイトルを獲得しました。

【令和6年度経営学科3年 男子卓球部 篠塚大登】※曽我部博之卓球部部長が代理受賞
 篠塚君は昨年8月に開催されたパリオリンピックで男子団体戦のメンバーとして出場し、準決勝まで勝ち上がり4位に入賞しました。2024年2月に開催された世界卓球選手権釜山大会には男子日本代表選手として出場し、10月に開催されたアジア卓球選手権大会では男子シングルス、男子ダブルス共に銅メダルを獲得しました。また、2025年全日本選手権男子シングルスでは準優勝を果たしました。