大阪・関西万博にCOBOTTAプロジェクトが参加しました
ロボット研究ミュージアムのCOBOTTAプロジェクトは、大阪・関西万博「未来社会ショーケース事業 スマートモビリティ万博『ロボットエクスペリエンス』」に、愛知県「大阪・関西万博サービスロボット実証事業」の出展として参加しました。ロボットエクスペリエンスは、会場内にロボットと人が共存できる環境を構築し、レストランや広場などの様々な場所でロボットが人をサポートする場面を展示することで、日々の生活の豊かさにロボットが寄与する未来像を示すプログラムです。
COBOTTAプロジェクトは、イングリッシュマフィンのサンドイッチを調理するデモンストレーションを実施しました。1台のCOBOTTAで8個のエンドツールをツールチャンジャーにより持ち替えることができるオリジナルデザインを用いたシステムで、約10分で1個のサンドイッチを製作できる設計となっており、すべて学生が開発を担当しました。会場では9名の学生が来場者に説明を行いました。入場制限を行った会場には、期間中1日あたり約1,500名が来場し、盛況となりました。
開催日
8月18日(月)~8月24日(日)
会場
大阪・関西万博会場「ロボット&モビリティステーション」
参加者
- 17日~20日
知的計測制御研究室(古橋秀夫電気学科教授)
知能集積システム研究室(内田敬久機械学科教授)
- 20日~22日
知能集積システム研究室(内田敬久機械学科教授)
・和田幸樹さん(工学研究科博士前期課程機械工学専攻1年)
・大橋仙太郎さん(機械学科機械工学専攻4年)
・浅野景太さん(機械学科機械工学専攻4年)
- 22日~24日
知的計測制御研究室(古橋秀夫電気学科教授)
- 17日~24日
ロボット研究ミュージアム
・西山禎泰客員講師
参加者の声
知能集積システム研究室(内田敬久機械学科教授)
COBOTTAプロジェクトに参加して今年で3年目になります。プロジェクトでは、瀬戸蔵ロボット博、国際ロボット展など様々なイベントに参加をしてきました。1台のCOBOTTAにて限界まで活用してイングリッシュマフィンを作るチャレンジは本当に難関な研究テーマでしたが、時とともにより完成度の高いシステムにチームの皆と成長させることができました。COBOTTAプロジェクトのメンバーは知の拠点 あいち重点研究プロダクトV期 実用枠 「人協働型セラミックス自動実験システム構築と電池材料探索プロトコル開発」に参加しています。今後、発展を期待されており、COBOTTAプロジェクトの研究活動の高い評価にやりがいを感じています。
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