今春、愛知工業大学を卒業した硬式野球部OBの樋口新選手が所属する春日井市・王子が、社会人野球の第96回都市対抗野球（8月28日～9月8日、東京ドーム）で見事21年ぶり2回目の優勝を果たしました。

　樋口選手は新人ながら投手陣の柱として活躍。救援で登板した1回戦では3失点を喫しましたが、リベンジに燃えた2回戦では先発し10奪三振で完封勝ち。準決勝、決勝でも先発を任され、決勝では4回途中 1失点と力投、チームの優勝に大きく貢献し、今大会の優秀選手にも選ばれました。

　本学在学中は、昨年のプロ野球ドラフト会議で東京ヤクルトスワローズから1位指名を受けた右腕・中村優斗選手と同期で、左右の両エースとして切磋琢磨しながら4年間をともに過ごしました。愛知大学野球リーグ1部では、2024年秋季リーグ戦で最優秀防御率と最多奪三振のタイトルを獲得しています。

今大会では、準優勝の岡崎市・三菱自動車岡崎から、愛工大名電高校OBの秋山凌祐選手も優秀選手に選ばれました。

（写真提供：王子硬式野球部）