2025103日(金)・4日(土)に愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)で開催された「SDGs AICHI EXPO SDGs 子ども・ユースフェア〜」に、情報科学部の水野慎士教授率いるCGメディア研究室が出展しました。本イベントには2日間で合計5,618名(103日(金)晴 2,597名、104日(土)雨 3,021名)の来場がありました。

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体験型デジタルコンテンツで環境について学ぶ
水野慎士研究室では、「体験型デジタルコンテンツを通じて森や海などを知る・考える」をテーマに、子どもたちが楽しみながら環境について学べるコンテンツを制作しました。このコンテンツは、普段当たり前にある森や海について、体験を通じて学び、考えるきっかけを提供することを目指しています。
コンテンツでは、子どもたちが自由に描いた絵がモニターに表示され、それが画面上で自由に動き出します。さらに、モニターの前で子どもたちがアクションすることで、描かれたキャラクターたちがどんどん大きく成長していく仕組みになっており、森に生えている木や海に泳いでいる魚などが豊かな自然を構成していることを体感できます。また、森や海がグリーンカーボンやブルーカーボンとしてカーボンニュートラルに貢献していることなど、科学的な内容も伝えています。

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ブース出展とワークショップへの参加
このコンテンツは、2日間にわたり愛知工業大学のブースで体験することができました。また、104日(土)には自由参加制のワークショップにも参加し、プロジェクターを使用した大画面の大迫力でコンテンツを体験していただきました。

学生たちの成長と来場者との交流
学生たちは、子どもたちが喜ぶ姿に感動し、貴重な経験となりました。また、CGメディア研究室で制作した様々な研究やコンテンツについて来場者の方から多くの質問があり、学生たちは熱心に答えていました。特に「フレイル予防のための健康リレーを目指した歩行運動システム」については、介護関係の方からお話を聞かせて欲しいという要望もあり、研究の社会的意義を実感する機会となりました。

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CGメディア研究室では、今後も情報科学部で学んだプログラミングやシステムの知識を活かし、地域社会や持続可能な社会の実現に貢献する取組を続けてまいります。