2025104()、豊田市小原地区で開催された「第14回 軽トラあんどんパレード『オバラ〈あかりの華〉』」に、経営学部吉成研究室の学生(3年生・4年生)が参加しました。このイベントは、小原和紙を使った色とりどりの行燈が軽トラックに載せられ、小原地区をパレードする地域の伝統的なお祭りです。夕暮れ時から夜にかけて、幻想的な灯りが町を彩り、多くの来場者で賑わいました。

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学生たちは、地域の方々や子どもたちと交流しながら、お祭りの運営をサポート。参加した学生からは「地域の方々の温かさに触れ、地域づくりの大切さを実感できた」「子どもたちの笑顔を見て、自分たちの活動が地域に貢献できたことを嬉しく思った」といった声が聞かれました。
地域の方々からも「大学生が一緒に盛り上げてくれて嬉しかった」「若い力が加わることで、お祭りに新しい活力が生まれた」と好評をいただきました。学生にとって、教室では学べない実践的な学びと、地域貢献の意義を体感できる貴重な機会となりました。

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イベントに向けた準備活動
このお祭りに参加するため、吉成研究室の学生たちは事前に2つのイベントで行燈製作のワークショップを実施しました。
3年生の取組】豊田市青少年センター「学生によるまちづくり提案事業」
3年生は、豊田市青少年センターが主催する「学生によるまちづくり提案事業」に参加し、「小原和紙を使ったミニチュア行燈づくり体験」を企画・実施しました。幅広い年齢層の参加者が集まり、学生と一緒に小原和紙を使った美しい行燈を製作。この行燈は、イベント会場である「和紙のふるさと」の通路(坂道)を彩る装飾として活用されました。
4年生の取組】愛知工業大学「まるごと体験ワールド」
4年生は、86()に愛知工業大学で開催された「まるごと体験ワールド」で、「お祭りをもりあげる社長になろう」というプログラムを実施しました。子どもたちが大学生と一緒に行燈を製作し、その作品が軽トラに載せられ、パレードを彩る装飾として活用されました。

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地域とのつながりを大切に
製作した行燈は、お祭り終了後、希望する参加者の方々に返却される予定です。「自分が作った行燈がお祭りで輝いた」という思い出とともに、作品を持ち帰っていただくことで、地域との絆がより深まることが期待されます。

吉成研究室では、今後も地域と連携した活動を通じて、学生が実践的に学び、地域社会に貢献できる機会を創出していきます。

イベント概要
イベント名: 14回 軽トラあんどんパレード「オバラ〈あかりの華〉」
開催日:2025104() 17:4021:20
会場:和紙のふるさと駐車場(スタート・ゴール地点)、豊田市小原地区
主催団体:オバラあかりの華
詳細https://www.oiden-sanson.com/andonparade/