「都知事杯オープンデータハッカソン」で機械工学科4年の岩本涼平さんが最優秀賞受賞（都知事杯）を受賞しました。

開催日
2025年10月26日

場所
東京都千代田区 「Tokyo Innovation Base」

参加者
岩本涼平さん（愛知工業大学4年・天白高等学校出身）
可野海喜さん（成蹊大学3年・茅ヶ崎北陵高校出身）

内容
都知事杯オープンデータハッカソンとは、東京都が主催するイベントで、公開されている行政データ（オープンデータ）を活用し、社会の課題を解決する新しいサービスや仕組みを考える開発コンテストです。社会人・企業・学生など多様な立場の参加者がチームを組み、限られた期間の中でアイデアを形にしていきます。
岩本さんはチーム「Aliss」のリーダーとして出場し、夜間光データや犯罪発生情報などのオープンデータを組み合わせて、夜でも安心して歩けるルートを提案するWebサービス「YORUMICHI」を開発しました。夜道の明るさや人通り、犯罪発生地点などを分析し、安全性をスコア化して地図上に可視化することで、利用者が安心して移動できる経路を提示する仕組みを実装しました。本プロジェクトは、オープンデータの活用による社会的な意義や公共の安全への貢献が高く評価され、最終審査で最優秀賞を受賞しました。
現在は、2026年3月に開催予定のDemo Dayに向けて行政と連携し、実際の社会実装に向けて開発を進めています。

参加者の声
社会人も多く参加する大規模なハッカソンで優勝できたことは、本当に嬉しく、大きな自信につながりました。ただ、ここで満足するのではなく、一人でも夜道で不安な思いをする人を減らすために、今後も行政と協力しながら社会実装に向けた開発を続けていきます。

参考URL
サービスリンク:https://www.yorumichi.com
決勝戦のライブ動画：https://www.youtube.com/watch?v=7OS-RqhEQtA
都のハッカソンについての記事：https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2025/10/2025102806