本学が制定し、高校生の自然科学などの研究活動を顕彰するAITサイエンス大賞の発表・審査が11月7日、八草キャンパスで開かれました。科学技術立国を支える人材育成を目的に始まり、今年で14回目。自然科学部門、ものづくり部門に加え、今回から社会科学・地域づくり部門が新設され、愛知、岐阜、三重、静岡4県の29校から48チームが参加しました。高校生は日頃の研究成果を5分間ずつステージで発表、パネル展示もあり、高校生同士が活発に交流する光景も見られました。
審査結果は次の通りです。
<自然科学部門>
◆優秀賞
岐阜県立大垣養老高等学校
「養老孝子伝説再現プロジェクト-湧水から分離した酵母による日本酒醸造試験-」
愛知県立一宮高等学校
「ヘイケボタルのコミュニケーションについての研究~数理モデル化・ロボットを用いた反応評価からコミュニケーションのメカニズムを探る~」
愛知県立刈谷高等学校「跳ね返るシャトルコック」
◆奨励賞
名古屋市立向陽高等学校、岐阜県立岐阜高等学校、岐阜県立多治見高等学校、愛知県立岡崎高等学校、学校法人静岡理工科大学静岡北高等学校
<ものづくり部門>
◆優秀賞
愛知県立安城農林高等学校「環境に配慮した新たな農業資材に関する研究」
愛知県立一宮高等学校(B)「スピンコート法による色素増感型太陽電池の製作」
愛知県立豊田工業高等学校
「色素増感太陽電池作製における色素浸漬時間変化による光起電力特性評価」
◆奨励賞
愛知県立岡崎工業高等学校、名古屋市立向陽高等学校(A)、愛知県立一宮高等学校(A)、静岡県立科学技術高等学校(B)、愛知工業大学名電高等学校
<社会科学・地域づくり部門>
◆優秀賞
愛知県立一宮高等学校(B)
「天文普及プログラム~自作プラネタリウム公開などの活動から~」
名古屋市立名古屋商業高等学校「自由ヶ丘地域との連携による地域の活性化」
愛知工業大学名電高等学校(A)「為替相場の表現の研究-新たな表現の模索-」
◆奨励賞
愛知県立刈谷高等学校(A) 、愛知県立刈谷高等学校(B)、岐阜県立岐阜工業高等学校、静岡県立磐田西高等学校、愛知県立豊田東高等学校