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ロケット研究会 種子島ロケットコンテストで優勝

2017.03.21 クラブ活動

 3月2日~4日、『第13回 種子島ロケットコンテスト』が鹿児島県・JAXA種子島宇宙センターなどで開催され、ロケット研究会(機械学科・今野彰教授)の「なちゅポテAIT」の三木一慶さん、永田真也さん(いずれも機械学科1年)が、ロケット部門(高度)で優勝しました。

 チーム名「なちゅポテAIT」とは、本学八草キャンパスの所在地である豊田市の名産品「自然薯」の英語名 が「Natural Potato」であることから、「自然薯の様に粘り強く試行錯誤し、自然薯のようにまっすぐ、高く飛ぶロケットを設計して作る」という願いを込めて名づけられました。

 コンテストには、北海道から鹿児島までの大学・高専から約250名が参加しました。高度250mを超えると航空法に基づき県知事の打上許可が必要になるため、最終形態のロケットが、実際どのくらい飛ぶのか実証ができないなか、高度を得るため徹底的に軽くすることと、空気抵抗を減らすことに注力し、設計とものづくりを工夫しながら、計算から推測して300mを超えることを目標にコンテストに挑戦。本番では見事に目標の300mを超える高度339mを記録し、2位(高度301m)に大差をつけての優勝となりました。競技後の他大学とのワークショップで技術交流をした結果、本学ロケットの軽さが群を抜いていることが再確認できました。

 競技はロケット部門とペイロード(CanSat)部門があり、書類審査を経てロケット部門に29チーム、ペイロード部門に30チームが選ばれました。本学からはロケット部門 の「高度」とペイロード部門に応募しましたが、ペイロード部門は残念ながら書類審査で落選。今野教授は「来年はペイロード部門でも頑張りたい」と話しています。

  • ㊧永田さん、㊨三木さん
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