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「災害に強い研究室に」 事故を想定して学生たちが訓練

2017.04.10 TOPICS

「災害に強い研究室」を目指して、本学の環境保全対策委員会は4月5日、化学物質が原因となる事故を想定した訓練を八草キャンパス10号館2階の大講義室で実施しました。
 工学部応用化学科4年生の140人と卒研指導教員が参加し、豊田市消防本部予防課から講師として訪れた日髙友喜消防士長の指導を受けました。
 日髙消防士長は、防災・安全管理体制をチェックした際に撮影した研究室の写真を示しながら日々の備えの大切さについて話したほか、いざ火災・爆発や地震が発生した時にはどう行動すればいいかなどを、災害現場の対応に当たるプロの視点から動画も交えて解説しました。 
 実技指導では、自然発火性物質や禁水性物質による火災に備えて研究室に備え付けられているバケツの消火砂を使い、モデルとして前に呼ばれた男子学生2人が、空気を遮断して炎を消し止める効果的な砂のまき方を学びました。学生たちは、実際に豊田市消防本部に119番通報して事故内容を正しく伝える訓練や「火事だー!」と声を上げての消火器消火訓練、動けなくなった友人の担架搬送にも取り組み、緊急時に備えて心を新たにしました。

  • 消火砂の使い方を学ぶ学生
  • 119番通報訓練
  • 消火器を使った訓練
  • 担架の使い方訓練
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