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土木工学科の女子学生が先輩技術者と就職に関する座談会

2018.01.31 TOPICS

 1月17日、八草キャンパス7号館201講義室で「土木工学科女子学生と土木技術者女性の会との就職に関する座談会」が開催されました。
 「一般社団法人 土木技術者女性の会」は、まだまだ男性中心である土木業界において、土木のあらゆる分野で働く女性技術者を支え、女性技術者同士の連携や活動しやすい環境づくり、未来の女性技術者の育成を支援するなどの活動を35年に渡り行っています。現在は全国で約400名が所属し、それぞれの活躍は働き方改革や女性活躍社会のさまざまなロールモデルとしても注目され、女性土木技術者同士の大きな支えとなっています。
 座談会には、同会中部支部から、ゼネコンやコンサル、専門工事など、業種や担当業務、ライフスタイルも様々な7名の方が来校しました。就職活動を控えた学生たちからの「どのように企業を選べばよいかわからない」「大学院へ進学するメリットは?」といった相談や、「結婚や子育てとの両立は?」といった女性ならではの将来への不安などに対し、多岐にわたる仕事内容をはじめ、さまざまな働き方、ライフバランスのとり方、会社のサポートなど、実体験やそれぞれの職場環境の例をもとに具体例を挙げながら回答しました。
 昨今、さまざまな業界で女性の職場環境を整えたり、ライフステージに合わせて配属先を用意するなど、女性のキャリアを守る動きが見られるようになっています。男性が多い土木業界において生き生きと誇りを持ち、明るく元気に働く先輩方から「何か聞きたいことがあればいつでも連絡を!」と気さくに声をかけられ、学生たちは大いに勇気づけられた様子でした。
 また座談会の後には懇親会も行われ、学生たちは先輩方と交流を深めました。自分の将来像を思い描き、今後の学生生活や就職活動に対する取り組み方にも大きく影響を与える貴重な機会となったようです。

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