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経営学部 人的資源管理研究室が「諭吉のから揚げ」商品開発に挑戦

2018.03.12 TOPICS
  • プレゼンテーションの様子
  • 試作品のピタパン

 名古屋学院大学商学部の4チームと愛知工業大学経営学部の1チームが、から揚げ専門店「諭吉のから揚げ」の商品開発を競い合い、2月8日に名古屋学院大学の白鳥キャンパスで、約半年をかけて開発した新商品の開発発表会が行われました。

 本学から参加したのは人的資源管理研究室(経営学科・加藤里美教授)の9名(東南大学からの科目等履修生も参加)。最初に研究室内で意見をまとめ、サラダ感覚で食べられること、愛知工業大学のランチとして販売することを念頭に置いて商品開発がスタートしました。
 アンケート調査で、自由ヶ丘キャパスの学生に、から揚げに対するイメージや希望する購入価格帯、一緒に食べたいものなどを調査。その結果を踏まえ、から揚げと野菜を挟んだマフィンやピタパン、トルティーヤ、おにぎりなどの試作品で試食会を行いましたが、それぞれにコスト面や作業工程、見た目の美しさ、美味しさなど、考慮すべき点がいくつもあり商品化するには課題が多いことがわかりました。
 そこで、課題を一つ一つ照らし合わせ妥協点を探ったところ、ごはんに合うという意見が多かったことや学生をターゲットに絞ることを考慮したうえで、作業工程が少ない=コスト削減ということが決め手となり、『しっかり野菜を入れる、値段は500円程度、どんぶりでサラダ感覚のランチ』という新商品の骨格が浮かびました。

 新商品開発発表会では各チームからいろいろな提案が発表され、自ら採点をした社長も、学生ならではの着眼点や発想の豊かさに大変驚いたようでした。同研究室は惜しくも3位という結果でしたが、いつか自分たちの提案が商品として採用されるよう、今後も挑戦を続けたいと話しています。

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