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ロケット研究会 種子島ロケットコンテスト大賞を受賞!

2018.03.27 受賞・表彰

 3月8日~10日、第14回種子島ロケットコンテスト大会が鹿児島県種子島で開催され、本学のロケット研究会(機械学科・今野彰教授)が昨年に引き続きロケット部門(高度)で優勝したほか、他部門でも優勝、準優勝と好成績を収め、大会総合優勝に値する「ロケットコンテスト大賞」を受賞しました。

 同コンテストは、"世界一美しいロケット発射場"と呼ばれる種子島宇宙センターの敷地内で、全国の大学生・高専生・企業が、モデルロケット(火薬を動力とした小型ロケット)の打ち上げを行う『ロケット部門』とCansat(模擬人工衛星)を動作させる『Cansat部門』の2部門で自作のロケットの打ち上げ技術を競う大会です。1日目に各チームによるロケットのプレゼン発表、2日目にワークショップや種子島宇宙センターの施設見学、3日目にロケットの打ち上げが行われました。

 同研究会は、2年生2名、1年生12名の計14名が『ロケット部門』の4種目すべてにエントリーし、参加団体の中で唯一、すべての種目で書類審査を通過し本選に出場しました。各部門の競技において何を攻略すべきかを考え、戦略構想をしっかりと建てたうえで機体のデザイン・設計を行い、試行錯誤を重ねた結果、努力が報われ圧倒的な技術力で好成績を収めることができました。
 同大会は、学術交流を通し技術者を育成することを目的として、設計コンセプトや工夫、改良点を話し合うワークショップや技術者交流会なども行われています。同研究会のメンバー同士はもちろん、他団体とも技術を競いながら、ともにロケット開発に挑戦する仲間として技術交流を通して親睦を深めました。

 リーダーの三木一慶さん(機械学科2年)は「この遠征を通して、研究会では今まで以上にチームワークを深めることができました。いつか "ロケットの愛工大" と呼ばれる日を目指してこれからも挑戦を続けます。」と今後の抱負を話しました。


【ロケット部門の結果】
■滞空・定点回収 →自己最高滞空時間31.46秒
              兵藤京香(機械学科1年)、塩瀬琴子(同)、三木一慶(同2年)
■ペイロード有翼滞空 →準優勝(37秒)
             小嶋一路、秋山寛貴、中西拓巳、深水勇希(いずれも機械学科1年) 、長谷川大也(電気学科1年)
■高 度     →優勝[2連覇] (大会新記録438m)
              永田真也(機械学科2年)、三木一慶(同)、江端雅人(同1年)、河合亮佑(電気学科1年)
■フライバックタイムアタック →優勝(5分34秒)
             渡辺瑛地、中村知裕、飛渡大和(いずれも機械学科1年)

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