NEWS詳細

デジタルコンテンツ制作発表会で受賞 CGメディア研究室

2018.07.18 受賞・表彰
  • (右から)佐藤さん、高崎さん、水野教授、榊原さん、坂田さん。左端は情報処理学会デジタルコンテンツクリエーション研究会幹事の義久智樹大阪大学准教授

7月4日に福井県あわら市で開催された情報処理学会DICOMO2018併設デジタルコンテンツ制作発表会で、情報科学科のCGメディア研究室(水野慎士教授)に所属する学生たちが2件の優秀賞を受賞しました。また、同研究室の水野教授がDICOMO活動功労賞を受賞しました。

優秀賞を受けた発表の1件目は、3年生の高崎真由美さん、佐藤紅葉さんらによる「空中ディスプレイと運動視差立体視を用いた三次元CGとのインタラクション」。空中に映像が投影されたように観察できる空中ディスプレイと運動視差による立体視CGを組み合わせることで、空中に立体物CGが実在するように観察できる映像提示方法を提案するとともに、 立体物CGとの手による直接的なインタラクションを実現したものです。2件目は、大学院経営情報科学研究科前期課程1年の坂田真太郎さん、榊原拓実さんらによる「訓練支援を目的としたVR/AR技術を用いた作業の三次元可視化」。ITを用いた溶接訓練を目的として、VRやARを用いることで溶接シミュレーションや溶接中の姿勢の解析と実空間への重畳表示などを行うシステムを開発したものです。両研究ともデモ発表を行い、6件の発表の中から委員や来場者の投票によって優秀賞として選出されました。

受賞を受け、学生や院生たちは「これを機により一層研究に励み、様々な学会で評価されるよう精進していきたいです」と喜びを話しています。

また、水野教授のDICOMO活動功労賞は、2012年から昨年まで毎年DICOMOのデモセッションでデモ発表を行うとともに、すべてにおいて野口賞(優秀デモンストレーション賞)を受賞したことが評価されました。「今後もDICOMOシンポジウムだけでなく、この研究分野がより発展するように研究や学生指導に精進したいと思います」と水野教授は話しています。

PAGE
TOP