NEWS詳細

院生が高速信号処理応用技術学会研究会で優秀発表賞

2018.09.20 受賞・表彰
  • 優秀発表賞を受賞した大脇大輝さん

電気学科の電力システム工学研究室(雪田和人教授)に所属する大脇大輝さん(大学院工学研究科博士前期課程2年)が、8月31日に東京都市大学で開催された高速信号処理応用技術学会研究会で「電気工学学生のための組込みプログラム実験- GPS電波受信困難環下における処理プログラム実習 -」のテーマで発表し、優秀発表賞を受賞しました。

大脇さんは本学で新たにGPS関連の学生実験を実施するにあたり、高層建屋や高い樹木に囲まれた学生実験室(8号館3階)周辺はGPS電波の受信が困難で、GPS関連の実験実施が不可能な状況となっていました。そこで、GPS擬似データを用いて実験室でプログラム開発などを中心とした実験をした後、GPS電波が受信できる屋外でのフィールド実験を行うことにより、学生実験実施を可能にしました。このようなGPS関連実験を実施する際の問題点とその解決策について論文にまとめ、口頭発表しました。
 新たなGPS応用関係テーマの組み込み用マイコン実験について考えているという大脇さんは、卒業後は電気機器メーカーへの入社が内定しています。「大学院での研究生活や学生実験でのTAで得た経験や知識を生かし、社会に役立つ技術者として貢献したい」と抱負を語ってくれました。

PAGE
TOP