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第2回工大サミット 国際社会で活躍できる理工系イノベーション人材の育成について議論

2018.10.30 TOPICS
  • IR活用について本学の事例報告を行う曽我部副学長
  • 6工大の学長らによるパネルディスカッション
  • 本学のロボット研究の取り組みを紹介するスヌーピーロボット展示

 本学を含む日本の理工系6大学(愛知工業大学、大阪工業大学、芝浦工業大学、広島工業大学、福岡工業大学、東北工業大学)による「第2回工大サミット」(後援:文部科学省)が10月27日、東京都江東区の芝浦工業大学豊洲キャンパスで開催されました。

 「工大サミット」は、日本の工業立国を支える人材育成に対する工科系大学としての使命と、ボーダレス化の進展をする世界の中で、イノベーションを創出し、グローバルな環境で活躍できる人材育成を共通課題とし、各大学の人的・物的資源の情報の共有と、相互の連携・協力による理工系高等教育の更なる活性化を目的としています。

 2回目となる今回のサミットでは、教育研究改革の取り組み状況やIRデータからみる工科系大学の学生像を発信すると共に、工科系大学の人材育成への期待をテーマに、事例報告、パネルディスカッションを行いました。初めに、文部科学省高等教育局の白間竜一郎私学部長が挨拶し、その後、6工大の大学長らによる事例報告会が行われました。本学からは、後藤泰之学長の代理として曽我部博之副学長が出席し、「内部質保証サイクルにおけるIRデータ」と題して、本学のIRデータの利用体制について報告を行いました。

 続いて、リクルート進学総研小林浩所長が「工科系大学の人材育成に対する期待」と題して講演を行った後、パネルディスカッションが行われました。パネルディスカッションでは国際社会に活躍できる人材育成や理工系学生の減少への対策、またIRデータの活用方法についてなどが議題の中心となりました。

 曽我部副学長は本学が行っている取り組みとして、学生が国際学会へ出席する場合の資金援助(グローバル人材育成支援事業)や、低学年層へものづくりや科学の楽しさを体験してもらうイベント(まるごと体験ワールド)について話をしたほか、工大サミットを通して、各大学の強みについてノウハウを共有できることに期待したい、と述べました。各大学長からも、独自の取り組みなどについての話があり、活発な情報・意見交換が行われました。

 また、会場外では各大学によるポスター展示、ロボット研究の取り組み紹介、ROBO-ONEの競技実演も行われ、本学からは、知的計測制御研究室(電気学科 古橋秀夫教授)による4足から2足歩行に進化するスヌーピー型ロボット「ROID SNOOPY」、ロボットアート(クラブ同好会)によるダンスするスヌーピー型ロボット「DANCING SNOOPY」、お座り型スヌーピーロボット「FUNNY SNOOPY」が出展し、特に女性から人気を集めていました。

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