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大久保一彦・NTTセキュアプラットフォーム研究所長が本学で講演

2018.11.14 TOPICS

 日本の情報セキュリティ研究をリードするNTTセキュアプラットフォーム研究所の大久保一彦所長を講師に迎えた講演会「デジタルトランスフォーメーション時代のサイバー・フィジカル・セキュリティ」が11月12日、八草キャンパスで開かれました。

大久保所長は過去30年間にわたりネットワークや情報システム、セキュリティに関わる研究開発に従事するとともに、経営修士(Management of Technology)を米国MITで取得しています。講演会は情報科学科コンピュータシステム専攻3年生を対象とする講義「並列分散処理」の一環として4号館404室で開かれ、IT技術を学ぶ学生たちに、今後増大するセキュリティリスクとリスク低減のために研究開発が急がれるセキュリティ技術について分かりやすく解説しました。

 大久保所長はサイバー社会を取り巻く環境変化を踏まえ、IT、IoT、OT、重要インフラといった守るべき対象システム領域でのセキュリティの脅威や、クラウド、ビッグデータ、IoT、AIなどのイノベーションによりデータ利活用の経済発展が期待される中での課題などを説明しました。AIが人智を超えるとされる2045年問題にも話題は及び、学生たちは活発な質疑応答を通じて、技術、運用、法制度面を含めた解決策へ理解を深めました。

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