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「新エネルギー拠点形成プロジェクト」中間成果報告会

2018.11.26 イベント

 環境に優しいグリーンエネルギーのための新技術開発に取り組む本学の「新エネルギー拠点形成プロジェクト」の中間成果報告会が11月16日、愛工大テクノフェア2018の会場となった八草キャンパスで同時開催されました。

1号館1階ロビーでのポスターセッションのほか、1号館3階メディア視聴覚室で、4件の研究報告が行われました。研究報告会では、プロジェクトリーダーの雪田和人電気学科教授が研究プロジェクトの概要と進捗について説明した後、特別講演として、中部電力電力技術研究所流通グループ長の内田克己氏(本学客員教員:教授相当)が「中部電力における将来に向けた技術開発とイノベーションへの取り組み」と題して話しました。内田氏は、小売電力事業者が需要家側の「創エネ」「省エネ」「蓄エネ」のエネルギーリソース(太陽光、空調機器、蓄電池、EVなど)をIoTの活用で遠隔統合・制御し、一つの発電所のように機能させるVPP(バーチャルパワープラント)の実例などを挙げながら「データ活用によるさらに高度なサービスの提供など、新たな成長分野の確立に向けて、あらゆる角度から研究開発に取り組んでいきます」と述べました。

続いて、水野勝教情報科学科教授が「PVに起因する日射強度予測の検討」、河路友也建築学科教授が「ZEH実現に貢献するツールとしてのHEMS活用法に関する研究」、森田靖応用化学科教授が「有機物が活物質として主役を担う二次電池の世界」と題して順次講演し、活発に質疑応答が行われました。

  • 内田克己氏の特別講演
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