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華南理工大学の訪問団を迎えて

2018.12.13 TOPICS

 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)」の支援を受けて、華南理工大学(中国広州市)の訪問団が12月8~15日の日程で来日し、八草キャンパスを訪れました。本学は昨年に華南理工大学と学術交流・学生交流協定を結んでおり、その第一歩として友好を深め合いました。

 訪問団は、材料科学及び工程学院に所属する韦江雄教授ら教員と、成績上位の大学院生・学部生の合わせて11人。華南理工大学は中国教育部直属の全国重点大学で、工学系の研究レベルは中国トップクラスにあります。今回は、環境に配慮した建設材料の開発やコンクリート構造物の耐久性向上などの分野での日本の先進的な技術に対する理解を一層深めようと来日しました。

 一行は10日に八草キャンパスに到着し、出迎えた曽我部博之副学長から、末永い友好関係を期待する挨拶を受けました。これにこたえ、韦教授が「人材育成・科学研究でも連携していきたい」と挨拶しました。

 この後、キャンパス内で学術発表を聴講し、エコ電力センター、総合技術研究所、ロボットミュージアムを熱心に見学しました。 

 一行は8日間の滞在中、本学のほか、研究に関連した企業などを見学。本学では12日にスラグ骨材の研究開発に関する講義を受け、13日には高性能コンクリートの研究に関する講義の聴講や耐震実験センター・地域防災研究センターの見学をした後、土木工学科の学生たちと研究交流しました。

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