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吉村選手と木造選手の卓球優勝祝賀会 ともに世界選手権出場へ

2019.03.11 TOPICS

 本学男子卓球部の吉村和弘選手(主将4年)と木造勇人選手(1年)が、それぞれ全国大会で優勝を飾りました。名古屋電気学園は3月8日に名古屋ガーデンパレスで祝賀会を開き、関係者約140人が出席して快挙をたたえました。

 吉村選手は、昨年の第15回全日本学生選抜卓球選手権大会(11月23~24日・名古屋市の日本ガイシスポーツプラザ)に出場。決勝で本学の髙見真己選手(1年)と対戦し、4-0で下して初優勝しました。吉村選手は本学入学以来、全日本の大会で4度決勝に進みましたが、いずれも敗れ、苦い思いをしました。5度目の正直となる大学生として最後の全日本学生選抜で、見事日本一をものにしました。

 木造選手は、全日本卓球選手権大会(1月14~20日・丸善インテックアリーナ大阪)のダブルスに張本智和選手(JOCエリートアカデミー)と組んで出場し、優勝を飾りました。決勝では本学の松山祐季選手(2年)・髙見選手組と対戦。スコアは木造・張本組(9-11、11-7、5-11、11-5、16-14)松山・髙見組と一歩も退かない接戦になり、最終ゲームで木造・張本組が相手の3度のマッチポイントをしのいで粘り強く勝利を決めました。

 吉村選手と木造選手は、ともに4月21日に開幕する世界選手権ブダペスト大会への出場が決まっています(吉村選手はシングルスで、木造選手は張本選手と組んでダブルスで)。

 祝賀会では、後藤泰之理事長が、どちらの大会も本学の選手の同士討ち決勝戦となったことなどを喜び「中・高・大が一体になって力を高めているのが学園の強み。世界に羽ばたく選手をたくさん育ててほしい」と関係者を激励しました。名古屋電気学園クラブ活動後援会と統合して部活動を支援する愛名会の佐々木眞一会長も、自身と名電卓球の縁などにふれ「頑張る皆さんを支えていきます」と祝辞を述べました。

 卓球部に対する学園表彰などに続いて、吉村・木造選手と森本耕平男子卓球部監督、鬼頭明卓球部総監督が優勝報告しました。吉村選手は「東京オリンピックに向け、日本人の3番手以内に入ることを目標にしています」と決意表明し、木造選手は成績不振に苦しんだ時期を支えてくれた関係者の皆さんへの感謝を述べました。

 今夏の卓球インカレも豊田市での開催が決まっており、チームのますますの活躍が期待されます。

  • 2人への期待の声が飛び交った優勝祝賀会
  • 学園表彰
  • 祝辞を述べる佐々木眞一・愛名会会長
  • 吉村和弘選手・世界選手権(シングルス)出場へ
  • 木造勇人選手・世界選手権(ダブルス)出場へ
  • (左から)木造勇人選手、吉村和弘選手、優勝報告する鬼頭明卓球部総監督、森本耕平男子卓球部監督
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