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全日本大学駅伝出場決める 3大会連続18回目

2019.06.18 クラブ活動

 第51回全日本大学駅伝の東海地区選考会が6月16日、ウェーブスタジアム刈谷で行われ、本学陸上競技部など東海地区13大学が上位2校の本戦出場をかけ争った結果、本学は4時間15分22秒の成績(2位)で3大会連続18回目となる本選出場を決めました。

 10000m4組に2人ずつ配置、8人の総合タイムで競う東海地区予選は、強風が吹き荒れる中、スローペースでスタートしました。1組目は、4年生コンビの主将・児玉勘太選手と初のメンバー入りをした山中創介選手が、4年の責任を果たす粘りの走りで総合3位につけました。

 2組目は、三浦舜選手(3年)、三浦真央選手(1年)の三浦コンビ。前半から積極的にレースを進め、1年生三浦は残り1000mで先頭争いの好走を見せ、総合順位を2位の予選会突破ラインまで上げることに成功しました。

 3組目は、昨年度の全日本大学駅伝経験者の植松達也選手(4年)と鈴木高虎選手(3年)。予選会トップ通過を狙うべく前半からペースメークし、上位接戦チームはそれに遅れまいと先頭グループを形成、抜きつ抜かれつの展開でゴールしました。総合2位を死守しましたが、3位校とは10秒差で4組目に託されることになりました。

 各校のエースが集う4組目は、ハイペースの展開に。東海インカレ1500m、5000m2冠の小林宏輔選手(3年)、安定感と信頼の高い服部大暉選手(3年)が、先頭グループでレースを進めました。過度のプレッシャーと脱水気味による明らかなペースダウンで、両選手とも中盤から遅れはじめました。後半、前に進むのが厳しい状態になりながらも、最後まで全力で走り切りました。両選手ともゴール後、しばらく動けなくなる状態で、まさに全身全霊をかけたレースでした。

 大学日本一を決める伊勢路(11月3日開催)への切符を手にいれ、奥野佳宏監督は「夏季強化合宿での走り込みやメンタル強化、故障対策など、少数で戦う工夫を実施し、チーム全体で切磋琢磨していきたい。予選会を無事に通過できたのは多くの方々に支えられたおかげ。今後ともご声援のほどよろしくお願いします」と話しています。

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