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「AIT-Rescue」がRoboCup2019インフラストラクチャ競技で優勝

2019.07.08 受賞・表彰

 オーストラリア・シドニーで7月2~8日に開催されたRoboCup2019世界大会で、本学学生・教員らの「AIT-Rescue」チームがインフラストラクチャ競技に出場して優勝を飾ったほか、エージェント競技でも準優勝の成績を収めました。

 AIT-Rescueのメンバーは5人で、学生が大学院経営情報科学研究科博士前期課程1年の宮本侑季さんと日下大舜さん、情報科学科4年の長谷川滉さん、教員が同科の伊藤暢浩教授(分散人工知能研究室)と伊藤教授の学生時代からの後輩に当たる愛知大学経営学部の岩田員典教授です。

 出場したインフラストラクチャ競技は、災害救助シミュレーションの基盤ソフト開発競技で、AIT-Rescueは前にも優勝経験があります。今回は、より高度な分散人工知能技術を災害シミュレーションで扱えるようにする仕組みを提案しました。

エージェント競技は、分散人工知能による災害救助戦略を競う競技で、都市直下型地震と、それに伴う火災、建物倒壊、被災市民の救助活動の優劣を競いました。

 今回の成績を受けて、メンバーたちは「最後まであきらめずに頑張ったのが結果につながったと思います。インフラストラクチャ競技は優勝してからが次へのスタートです。エージェント競技も、もう少しで勝てそうなので、来年は優勝できるように頑張ります」と意気込みを話しています。

  • AIT-Rescueのメンバー。左から伊藤暢浩教授、宮本侑季さん、日下大舜さん、岩田員典愛知大教授、長谷川滉さん
  • 競技に臨む学生ら
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