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角谷昌紀さんが86レース自己最高の7位に

2019.10.31 TOPICS

 86レースのクラブマンシリーズに参戦している角谷昌紀さん(機械学科4年・レーシングカート部所属)が、今季最終の第8戦(10月19~20日・岡山国際サーキット)で自己最高となる7位の好成績を収めました。

 86レース(正式名称「TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race」)は、市販FRスポーツカーのトヨタ86「86Racing」と姉妹車種のスバルBRZ「RA Racing」だけで争われるワンメイクレースで、プロ・アマを問わず国内最多のドライバーが参戦します。2019年シーズンは、クラブマンシリーズが角谷さんが参戦するエキスパートクラスとオープンクラスの2クラスに別れ、8戦中5戦で1大会2ヒート制が導入されるなど、より戦略的で激しいバトルが繰り広げられています。

 最終戦が行われた岡山国際サーキットはテクニカルコースとして知られ、角谷さんは大会前日の練習走行から42台中7位と調子を上げていました。19日の予選は雨に見舞われ、後半路面が乾いてくる中、一番タイムが出る最終ラップでコースを飛び出してしまい、15位に終わりました。決勝1ヒートは、前を走る車がミッションブローを起こし、それに巻き込まれて順位が24位まで下がり、追い上げて15位に。20日の決勝2ヒートには「前日に半分心が折れかけている中、父親から喝が飛びました」(角谷さん)と、気合を入れ直して臨みました。

 スタート直後に1台抜き14位。その後、1コーナーで2台を抜くなど着々と順位を上げ、7位でフィニッシュ。「この1年を通して、父親とレースディレクターの影山正彦さんのアドバイスのおかげで迷いから抜け出すことができ、車を信じ、自分の理想のコーナーリングを求めていけば自然と速くなれると言うことが分かりました」と角谷さん。「来年はもっと上に行けるよう、自分で道を切り開いて、目標に向かって駆け上がって行きたい」と話しています。

  • 激しいバトルを繰り広げる角谷さんの86(青・白のツートン)
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