まだ食べられる食品が捨てられる「食品ロス」の削減を目指し、関係6省庁・有識者による「食品ロス削減推進会議」の第1回会合が11月25日に東京都内で開かれ、本学から経営学科の小林富雄教授が出席しました。
会合には、衛藤晟一消費者担当相、江藤拓農相、小泉進次郎環境相ら、関係する省庁の大臣と有識者ら合わせて18人が出席し、10月に施行された「食品ロス削減推進法」の基本方針策定に向けた話し合いをしました。この中で、小林ゼミ(マーケティング戦略研究室)が普及活動を進めるドギーバッグについて、小泉環境相から「この機会に他の大臣とも連携し、ドギーバッグが根付くよう活動したい」と強い言及がありました。
ドギーバッグは、飲食店で食べ残した料理などを自己責任で持ち帰るための容器で、米国などで普及が進んでいます。小林ゼミでは、イベントへの出展など、学生チャレンジプロジェクトの活動を通じて普及に努めています。
推進会議は今後、基本方針の素案公表や意見募集を経て、今年度中の閣議決定を目指します。
毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20191125/k00/00m/040/280000c