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国際ワークショップ「IWGESD2019」を開催

2019.12.04 イベント

 本学が取り組んできたプロジェクト「グリーンエネルギーのための複合電力技術開拓(新エネルギー技術開拓拠点)」の最終年度に当たり、成果の報告や情報発信を行う2回目の国際ワークショップ「IWGESD(International Workshop on Green Energy System and Devices) 2019」が12月2日、八草キャンパス1号館で開催されました。

 同プロジェクトは、文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成事業「ナノ材料制御技術による新規太陽光エネルギー利用統合技術の創出(グリーンエネルギー研究拠点)」の成果の上に2015年度に立ち上げられ、再生可能エネルギーによる新エネルギー技術を中心としたグリーングリッドシステムの構築に5年にわたって取り組んできました。

 国際ワークショップは電気学科の雪田和人教授が議長を務め、国内をはじめドイツ、中国、台湾から計10人の発表者が招待されました。本学の鈴置保雄総合技術研究所長が開会の挨拶で議論と今後の展開に向けた課題発掘を呼び掛けたのに続き、欧州最大の応用研究機関であるフラウンホーファー研究機構の集積システム・デバイス技術研究所のJulian Kaiser博士による「Research DC-Microgrid Installation at Fraunhofer ⅡSB(フラウンホーファー研究機構集積システム・デバイス技術研究所における直流マイクログリッド設営に関する研究)」などの発表が順次行われました。

 本学の研究者も参加してシステムの運用と材料デバイス技術の両面にわたって12件の口頭発表と29件のポスター発表があり、盛んに質疑を重ねました。

  • 発表するJulian Kaiser博士
  • 活発に質疑を重ねたポスター発表
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