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建築学科の学生3組が学外全国設計コンペで受賞

2019.12.16 受賞・表彰

 本学建築学科「住・商空間デザイン研究室」(安井秀夫教授)に所属する4年生の学生3組が、それぞれ学外の全国設計コンペで上位の賞を受賞しました。夏休みも返上して取り組んだ成果が表れました。

受賞した学生と作品の概要などは次の通りです。

【第1回オークハウス大賞】(株式会社オークハウス主催)

▽大賞

伊藤謙

作品タイトル「Student Social Sphere」

 人々が互いに学び合い、楽しむことのできる居住空間を募集するデザインコンペで、シェアハウスで生まれる学校では学べない社会性を含んだ経験にフォーカスを当て、暮らしながらそれらを「学び」として享受できる暮らし方を提案しました。伊藤さんは「自分の考え方に共感していただき、うれしく思います」と喜びを話しています。

【未来の風景をつくるコンペ「令和に向けた街の豊かさを企画せよ!!」】(中電不動産株式会社主催、未来デザインラボ企画・運営)

▽優秀賞

服部秀生、大竹浩夢、桒原崚、加古百華 =建築設計研究室(宮本好信教授)

作品タイトル「マチガハウス 〜工業化住宅街の脱却と未来風景の創造〜」

 「オモヤ+ハナレ」という住居単位で住宅街を構成することで、従来の住宅が持っていた境界を空間的にも時間的にも流動化させ、令和に向けた広がる暮らしを提案しました。服部さんらは「実在する敷地の区画割から自分たちで考え、形から仕組みまで提案することは大変でしたが、支えていただいた先生方やグループのみんなとギリギリまで取り組むことができました」と振り返っています。

【木の家設計グランプリ】(株式会社木の家専門店谷口工務店主催)

▽優秀賞

皆戸中秀典

作品タイトル「ツクリ/ツムグ イエ ―郊外地域における小さな地域社会圏の提案―」

 愛知県瀬戸市では、ものづくりを行う人々「ツクリテ」を核とした町の再生に官民一体となって取り組んでいます。地域に残る小さな文化をきっかけに町を再生することは、これからの社会において一つの解となり得るとして、ツクリテのための住宅を考え、地域内での個々の繋がりを育む新しくもどこか懐かしい共同体⾵景を提案しました。皆戸中さんは「リサーチの段階で先生方、N P Oの皆様をはじめ、多くの方に協力をいただきました」と感謝の気持ちを述べています。

  • 伊藤謙さん
  • (左から)服部秀生さん、大竹浩夢さん、桒原崚さん、加古百華さん
  • 皆戸中秀典さん
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