開催日時：令和元年12月18日（水）15：00～18：00

会　　　場：愛知工業大学　本山キャンパス　講義室　3階

参 加 者 ：企業等関係者36名、学内（教職員）14名、合計50名

　最初に、総合技術研究所 所長の鈴置保雄教授からテクノサロンの経緯と目的を含めた挨拶と産学連携の取り組みについて説明があり、ついで、「ものづくりに役立つ計測・診断・制御技術」をテーマに電気学科、機械学科、情報科学科の　教員が話題を提供が行われました。

　１件目の話題は、鳥井昭宏電気学科教授による「計測と制御～マイクロロボットを題材に～」と題して、パワーエレクトロニクス研究室で開発したマイクロロボットの計測と制御について紹介しながら、ＩｏＴ技術が果たしうる役割への考えを述べました。２件目は、田中浩機械学科教授による「切削工具長寿命化～電界砥粒制御技術を用いた刃先研磨加工～」と題して、研究している電界砥粒制御技術を用いた刃先研磨加工とその効果について紹介しました。３件目は、中條直也情報科学科教授による「システムのセンシングと故障予知」と題して、ＦＡ機器やＡＤＡＳの故障予知を目指した研究などを紹介しました。４件目は、小野木克明情報科学科教授による「システムモデルに基づく異常発生の予測とその回避」と題して、これらの不確実性がもたらす異常を予測し、回避する手法について解説しました。

4件の話題提供に参加者の皆さんは配布資料を参照しながら熱心に耳を傾けていました。

　話題提供終了後、交流サロンが開かれ、軽食と飲み物を取りながら活発な意見交換が行われました。

　年末ご多忙の中、ご来場、誠にありがとうございました。