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3院生がIWIN2020でExcellent Paper Awards

2020.10.20 受賞・表彰

 9月10~11日に開催された国際学会IWIN2020 (International Workshop on Informatics 2020)で、大学院経営情報科学研究科博士前期課程1年の安藤弘晃さん、日比大貴さん、岩月佑介さんの3人がExcellent Paper Awardsを受賞しました。

 ユビキタス情報処理研究室(梶克彦准教授)に所属する3人は、三菱電機との共同研究で取り組んだ「Anomaly detection in FA equipment using an interaction model(相互作用モデルを用いたFA機器の異常検知)」について論文発表しました。

 FA(Factory Automation)とは、工場の生産過程を自動化するもので、長時間稼働させます。しかし、まれに不具合が発生するため、異常検知の手法が必要となります。一般的に、機器が与え合う振動は微小なほど良いとされますが、それとは逆に、振動が小さくなるケースも異常として考えました。

 これは、機器の間に何かが挟まったり、長時間稼働したことにより磨耗して動きにくくなったりしたケースを想定しています。機器が同じ動作をしているのにもかかわらず、振動が小さくなっているときは、機器の異常の可能性が考えられます。

 作製した機器で、リニアモータ1の動きによってリニアモータ2に振動が与えられ、目ではわからないほど微小に振動します。これを、振動による機器間の相互作用とします。本研究では、機器間の振動データから相互作用モデルを生成し、グリッドサーチの手法を用いて相互作用モデルのパラメータは自動的に設定し、接続部分はスプライン補間して滑らかにしました。今回は決定係数を用いて相互作用モデルを正常なデータ、異常なデータと比較すると、正常なデータは正常、異常なデータは異常と100%分類できました。

 受賞を受け、3人は「国際学会への参加も英語での発表も初めてだったので、とても緊張しました。頑張って研究したことが報われたという気持ちです」と喜びを話しています。

  • (左から)受賞した岩月佑介さん、安藤弘晃さん、日比大貴さん
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