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CGメディア研究室の院生がDICOMO2020で野口賞を受賞

2020.12.07 受賞・表彰

 本年度の「マルチメディア、分散、協調とモバイルシンポジウム(DICOMO2020)」(情報処理学会主催)で、大学院経営情報科学研究科博士前期課程1年の松岡基揮さんが、優秀なデモ発表に対して贈られる野口賞を受賞しました。

 CGメディア研究室(水野慎士教授)に所属する松岡さんは、オンライン開催となったDICOMO2020で「歩行リハビリ及び介護を支援するインタラクティブ映像の提案」と題して研究発表を行いました。

 この研究は、歩行リハビリ中の患者の足元に、落ち葉が舞い散る映像や雪上に足跡が残るインタラクティブ映像や、ゲーム感覚で大股歩行や横向き歩行ができるインタラクティブ映像を映すことで、モチベーションの維持・向上を図るシステムを提案、開発するものです。システムのアイデアと実装完成度の高さが評価され、今回の受賞となりました。なお、この研究は姫路市の大室整形外科との共同研究となっています。

 受賞を受け、松岡さんは「熱心にご指導いただいた水野先生や研究室の先輩、支援いただいた大室整形外科病院の方々あっての受賞で、心より感謝しています。DICOMO2020に参加したことは、私にとって自分自身を成長させる貴重な経験となりました。これを励みに、より一層の精進を重ねていきたいと思います」と意気込みを話しています。

  • 松岡基揮さん
  • 足元に映し出されるインタラクティブ映像
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