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CGメディア研究室の院生ら「インタラクション2021」でインタラクティブ発表賞

2021.03.16 受賞・表彰

情報科学科のCGメディア研究室(水野慎士教授)に所属する大学院博士前期課程1年の朝倉麻友さんと水野教授が、情報処理学会のシンポジウム「インタラクション2021」(3月10〜12日・オンライン開催)で、特に優れたデモ発表に贈られるインタラクティブ発表賞を受賞(2部門)しました。

 受賞した研究は、「手描き絵から生成したCG空間内での移動とインタラクションを実現する『不思議なスケッチブック・ザ・ライド』の開発」。手描きのスケッチから三次元CGの街を自動的に生成したうえで、実空間のカートを運転することで生成した三次元CGの街の中をドライブするような感覚が得られるシステムの開発に関するものです。現在沖縄で展開中の「らくがきクルーズ」の発展版といえる研究です。

 シンポジウムではプログラム委員(PC)の事前審査で175件のデモ発表の中から優れた研究と判定され、プレミアム発表に選出されました。そして、シンポジウム会期中にプレミアム発表に対してPCによる最終審査が行われ、特に優れた研究としてインタラクティブ発表賞【PC推薦】を受賞しました。

さらに3日間のシンポジウム会期中、それぞれの日の優れた発表に対する参加者による投票が行われ、この研究は3日目の発表の中で参加者から最も高い評価を受けて、インタラクティブ発表賞【一般投票】も受賞しました。175件の発表で、インタラクティブ発表賞【PC推薦】は8件、インタラクティブ発表賞【一般投票】は7件選出されていますが、ダブルで受賞したのはこの研究を含めて3件だけでした。

研究動画
https://youtu.be/n2rk0g98DoA

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