情報科学科のメディア検索処理研究室(森本正志教授)に所属する本田耕大さん(4年)が、電子情報通信学会東海支部の卒業研究発表会(3月5日・オンライン開催)で行った発表によって、優秀卒業研究発表賞を受賞しました。
本田さんの発表は、「深層学習を用いた果物画像からの糖度推定の研究」です。メディア検索処理研究室では、スマートフォンで果物の写真を撮るだけで、そのおいしさを予想するアプリケーションの研究に取り組んでいます。本田さんの研究では、糖度がおいしさに強く関係している桃を対象として、ディープラーニング(深層学習)を用いた糖度推定手法を開発しました。桃の撮影画像とその色分布の2種類を特徴としたマルチモーダルモデルを用いることで、良好な結果を得ることができました。
卒業後、ソフトウエアの先端技術を開発する企業に就職する本田さんは、「誰もが手軽に使用できるサービスを実現させていきたい」と意気込みを話しています。