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令和3年度の授業実施について

2021.04.01 TOPICS

令和3年4月1日

令和3年度の授業実施について

愛知工業大学学長

後藤 泰之

 令和2年初頭から始まった新型コロナウィルス感染拡大は、私たちの生活全般に甚大な影響を与えました。感染された方やご家族の苦難は大変なものですし、医療従事者を初めとした多くの方が、困難な状況の中で奮闘されています。

 大学にとっても、令和2年度は試行錯誤の中で授業を行うことになりました。本学のカリキュラムは、実験・実習を多く配置して、実践的な授業を行うことが特色です。前期は5月から遠隔(オンライン)授業を開始し、状況を慎重に確認しながら6月以降に一部を面接(対面式)授業に切り替えました。後期は面接授業を中心に授業、試験を実施してきました。

 この1年間に学生や保護者の皆様からいただいたご意見や、授業を実施する中で得た知見を踏まえて、検討を重ねた結果、令和3年度は面接授業を中心に実施していきます。コロナ禍の中で、安全性に配慮すると同時に、新しい教育を展開すべく、以下のとおり授業を行います。

・授業は面接(対面式)を基本として、実験・実習科目においても、感染リスクを可能な限り抑えながら実施します。

・ICTを柔軟に活用して、これまで面接授業で行っていた内容や予習・復習の一部を遠隔(オンライン)で実施します。

 今後の感染状況も予断を許しません。学生や教職員の安全を守りながら、教育の質を維持し、学生が満足できる授業ができる方法を考え続けていきます。学生の皆さんも冷静さを保ち、他者への思いやりを忘れずに、日々の勉学に励んでください。ともにこの困難を乗り越えていきましょう。

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