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山田和夫建築学科教授に日本建築学会司法支援建築会議功労者表彰

2021.06.02 受賞・表彰
  • 日本建築学会司法支援建築会議功労者表彰を受けた山田和夫教授

 建築学科の山田和夫教授が、日本建築学会司法支援建築会議功労者表彰を受けました。この表彰は、同会議の目的達成と会議の活動に多大な貢献をした会議会員の長年の功労を称えるものです。

 司法支援建築会議は、日本建築学会会長直属の会議体です。建築関係の訴訟に関し、学会が保持する厳正中立的立場から裁判所に対する支援と裁判所の協力の下に、裁判判例などの建築紛争情報の調査・分析を行い、その成果の公表を通じて、学会会員への啓発と建築の学術・技術・芸術の進展に、さらに社会公共に寄与することを目的としています。

 山田教授は2010年6月に同会員を委嘱されて以来、主として名古屋地方裁判所の建築事件担当裁判官との年2回開催の勉強会を通して、建築に関する専門知識を持たない裁判官に対して日本建築学会で定めている各種規定の背景を説明し、建築関係事件の審理充実と早期解決を実現するための協力を行ってきました。このことによって裁判官の建築に関する専門知識も向上し、山田教授は「建築関係事件の審理に際し、これまでの勉強会の成果が表れていくことを願っています」と話しています。

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