学生を中心につくる地域防災研究センターの防災研究会「学防（まなぼう）ラボ」のメンバーが講師になって１１月４日、水害リスクの高い地域にある豊田市立畝部小学校で、子供たちにマイ・タイムラインの作成などを指導しました。

　マイ・タイムラインとは、雨や風などの災害から身を守るため、家族構成や住環境に合わせ、時系列に沿ってあらかじめ行動を整理しておく、自分と家族の防災行動計画です。豊田市は風水害発生時の「逃げ遅れゼロ」に向け、作成を支援しています。今回は、市と本学の連携事業として初の小学生向けの作成支援となり、同小の4年生53人と5年生66人が参加しました。

　学防ラボの学生たちは、4年生にはマイ・タイムライン作成のためのチェックシート作成を教えたほか、体育館で避難所の運営を体験してもらいました。5年生には、実際にマイ・タイムラインを作成してもらいました。

　小学生なりの避難行動を考えてもらおうと、学生側からさまざまなヒントを与え、真剣なまなざしで取り組む子供たちからも活発に質問が寄せられました。