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第4回工大サミット

2021.11.30 TOPICS

 本学を含む理工系8大学(愛知工業大学、大阪工業大学、神奈川工科大学、芝浦工業大学、東北工業大学、広島工業大学、福井工業大学、福岡工業大学)による「第4回工大サミット」(後援:文部科学省)が11月27日、広島市の広島工業大学で開催されました。

 昨年度、コロナ禍に伴って延期した工大サミットを、今年度は感染防止対策を施してオンラインとオフラインで開催し、約400人が参加しました。

 今回のサミットは、デジタル革新とサステナビリティが融合した「Society5.0 for SDGs」に向け、その実現につながるイノベーション活動とその加速について議論・共有するとともに、社会に発信する場を目指しました。初めに文部科学省高等教育局専門教育課の奥井雅博課長補佐が挨拶し、その後、8工大の学長によるパネルディスカッション(第1部「Society 5.0 for SDGs」・第2部「ポストコロナの教育」)が行われました。

 後藤泰之学長は、第1部で、包括協定を結ぶ地元自治体との研究連携など、SDGsの精神に基づく社会貢献活動・産官学連携活動や、教育面・研究面での本学のSDGsの推進状況について説明しました。また、学生プレゼンテーションとして、建築学科4年の浅野陽向さんが、強靭なインフラをつくる「デジタルツイン・コンクリート工事管理システム」を紹介しました。第2部で、後藤学長は遠隔授業の改善例などを挙げながら「遠隔授業でのコンテンツは、予習、復習にも効果があるため、ポストコロナにおいても、ハイブリットによる教育効果が期待できる」などと述べました。

 工大サミットは、工業立国を支える人材育成に対する工科系大学としての使命と、ボーダレス化の進展する世の中で、イノベーションを創出し、グローバルな環境で活躍できる人材育成を共通課題とし、各大学の人的・物的資源の情報共有と、相互の連携・協力による理工系高等教育のさらなる活性化を目指して、2017年に始まりました。次年度の「第5回工大サミット」は、本学での開催を予定しています。

※当日の配信内容を以下のサイトにて公開(2021年12月末まで)
https://youtu.be/PvEHd4rEw-k

  • パネルディスカッション第1部「Society 5.0 for SDGs」
  • 浅野さんの学生プレゼンテーション
  • 次年度開催大学として挨拶する後藤学長
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