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ロボカップアジアパシフィック2021あいち

2021.12.10 TOPICS

 アジア・太平洋地域の学生が自立型ロボットの研究成果を競う「ロボカップアジアパシフィック2021あいち」が11月25~28日、愛知県国際展示場で開催され、レスキューシミュレーションリーグに出場した本学チームが優勝を勝ち取りました。

 レスキューシミュレーションリーグは、さまざまな地域を想定し、たくさんの人工知能ロボットを使って救助活動をおこなう競技です。今大会は、倒壊建物から負傷した人々を救出し、できるだけ多くの人命を救助できれば勝利する条件となりました。

 出場したのは、情報科学科の分散人工知能研究室(伊藤暢浩教授)に所属する大学院2年の岡戸優樹さんと酒井淑成さんと長谷川滉さん、学部4年の鈴木宏哉さんと坂元優介さんと森永彩葉さん、同3年の上原温揮さん、同2年の岡本愛さん、同1年の角野美月さんと島田優希さんの院生・学生たちと、伊藤教授、愛知大学経営学部の岩田員典教授の合わせて12人です。本番の大会は国内外4チームの争いとなり、本学チームはむだのない動きで次々に人命を救助しました。

 大会では、実機によるレスキューロボットリーグに出場した知能機械システム工学研究室(奥川雅之教授)のAIT Pickersも3位の成績を収めました。

 「ロボカップアジアパシフィック2021あいち」は、競技部門に西は中東地域から東は日本まで20以上の地域から300チームが参加(海外チームはリモート参加)したほか、多彩な体験教室などが繰り広げられ、多くの市民でにぎわいました。本学からも教員らが運営に参加し、ロボット研究ミュージアムがロボットの展示エリアを監修したほか、ワークショップなどに幅広く協力しました。サイドイベント「ロボットのがっこう」のデジタルコンテンツクラスでは、情報科学科のCGメディア研究室(水野慎士教授)が体験会「未来のロボットを描こう」を繰り広げ、人気を集めました。

※本学が監修・協力したイベントの一部を写真で紹介します。

  • レスキューシミュレーションリーグで優勝を勝ち取った本学チーム
  • 市民の関心を集めたAIT鉄人プロジェクト
  • からくりを用いた無人搬送機の展示
  • ロボットアームのCOBOTTAや配膳ロボが活躍したスマートカフェ
  • 感染症対策に活躍するAITステリボットも展示
  • ロボット研究ミュージアムが監修したロボットヒストリーエリア
  • 西山禎泰ロボット研究ミュージアム客員講師のお話を聞くツアー参加の子供たち
  • CGメディア研究室による体験会「未来のロボットを描こう」
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