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COBOTTAアイデアチャレンジで最優秀賞

2022.02.08 受賞・表彰

 ワールドロボットサミット2020愛知大会(コロナ禍の影響で2021年度に開催)の併催事業として開催されたアイデアコンテスト「COBOTTAアイデアチャレンジ」で、本学のCOBOTTAクレーププロジェクトが最優秀賞を受賞しました。

 COBOTTAはデンソーウェーブが開発したアーム型ロボットで、本学のロボット研究ミュージアムで学生たちがチームを組み、COBOTTAと協働するための多彩なアイデアを生み出しています。

 「日常の課題を解決する」がテーマとなったCOBOTTAアイデアチャレンジには、全国から学生・院生のチームがエントリーを行い、書面審査から選抜された7チームが本選に参加しました。本学チームは、大学院工学研究科博士前期課程1年の浅田拓未さん、鈴木翔也さん、小林聖英さんと、電気学科3年の一木健さん、中村明日香さんによるCOBOTTAクレーププロジェクト。電気学科の知的計測制御研究室(古橋秀夫教授)や機械学科の知能集積システム研究室(内田敬久教授)に所属・または所属予定の院生・学生たちです。2月6日、最終プレゼンテーションに臨み、見事に1チームだけに贈られる最優秀賞を獲得しました。

 COBOTTAクレーププロジェクトは、ロボット研究ミュージアムの西山禎泰客員講師が総合プロデューサーを務める「瀬戸蔵ロボット博」に向けて立ち上がり、昨年3月にVer1を展示。その後、「ロボカップアジアパシフィックあいち」でVer2を展示しました。今回は一新したVer3を新しいチームで開発し、参加しました。

 このシステムは、2台のCOBOTTAを活用し、クレープの生地を準備して広げ、焼き、トッピングし、折りたたむまでの工程を自動化しています。各工程で使う調理道具も、チームメンバーが自作しました。プレゼンテーションでは、エコシステムからの視点、ウェルビーイングとなる使用方法などを盛り込んで発表しました。

 2022国際ロボット展(3月9~12日・東京ビッグサイト)や瀬戸蔵ロボットアカデミー春休みロボットワークショップ(3月25~27日)で、デモンストレーションを披露する予定です。

COBOTTAアイディアチャレンジ公式サイト
https://robot-ideacontest.com/denso


ロボカップアジアパシフィックあいちでの活動紹介
https://2021.robocupap.org/archives/topics/203

  • 最優秀賞に輝いたCOBOTTAクレーププロジェクト
  • ロボットアームが自動でクレープをつくるシステム
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