Yahoo!JAPANが主催する学生ハッカソン「Open Hack U 2022 ONLINE」で、情報科学科のユビキタス情報処理研究室(梶克彦准教授)から参加した学生たちが、見事に最優秀賞を射止めました。
受賞したのは、3年生の青山隼人さん、加藤風真さん、大岩快生さん、矢田敦士さんと1年生の牧野遥斗さんの5人でつくるチーム「Hack Family」。発表したスマホアプリ「X_Clothes(クロスクローズ)」は、外出時に着ていく服をアプリに登録して街を歩くだけで、このアプリをインストール済みの人から、すれ違いざまにセンスを評価してもらえるという作品です。
「Open Hack U」は、ヤフー社員サポートのもと、限られた期間の中で学生がプロダクトを自ら企画・開発・発表するイベントで、今回は全国から26チームの参加がありました。
発表会は8月27日、各チーム3分間の持ち時間で行われ、Hack Familyチームは、X_Clothes(略称クロクロ)の利点について「『いいね』をされると評価してくれた人の年齢層や性別がわかり、『いいね』をすると評価した服の金額やブランドがわかる。自分と関係のない人たちから本音の評価をもらえるので、自己肯定感が高まる」などと説明しました。
受賞に際して学生たちは、「グループ開発ならではの面白さと過酷さを痛感した」「途中エラーが出て苦しい時期も」「あまりに大きい開発だった」などと苦労を振り返りつつ、「このチームだったから優勝できた。この経験を今後の活動に活かしていきたい」と喜びを話しています。