愛知県経営者協会・同協会会員企業が主催する学⽣ハッカソン『Hack Aichi +2022』で、情報科学科３年の伊藤和輝 さん、柴田惇さん、高木健路さんでつくるチームが、CKD株式会社・企業賞を受賞しました。

　『Hack Aichi +2022』は、愛知県内の⼤学対抗で、限られた期間内に SDGs達成に向けたプロダクト・サービスを開発、提案をして発表するというイベントです。独創性やデザイン⼒、技術⼒、チームワークなどの総合⼒が試されます。

　本学のチームは、SDGs の⽬標の⼀つである、『働きがいのある職場環境』をどう作っていけばいいのかを考え、開発を進めました。制作したのは、⽇本⼈と外国⼈、会社の部下と上司との間でコミュニケーションを円滑に進めるための翻訳チャットアプリ「コミュチャ」。たとえば送信側の⽇本⼈が⽇本語で⽂章を送ると、受信側の外国⼈の画⾯ではその⼈が選択した⺟国語の⾔語で⽂章が表⽰され、⾯倒な翻訳をしなくても⾃然な会話が⾏うことができるチャットアプリです。

　また、部下が送った⾔葉がそのまま敬語に変換されて上司に届くという切り替え機能も備えており、⾔語だけでなく⽴場が違う⼈同⼠の会話もストレスなく⾏うことができるように⼯夫しました。

　最終プレゼン発表は、各チーム発表時間５分、質疑応答時間３分で⾏われました。受賞を喜ぶ３人は、「ほかのチームは5⼈や4⼈が多い中で、私たちは1⼈の負担が多くなっていき⼤変でした」と振り返っていました。