電気学科の電力システム工学研究室(雪田和人教授)に所属する長谷川壮良さん(4年)が、一般社団法人建築設備技術者協会中部支部が主催する2022年建築設備士の日記念学生コンペで佳作を受賞しました。
今年の同コンペは「くうき・みず・でんきを上手に使った地球にやさしい生活を考えてみよう」をテーマに開催され、長谷川さんは「太陽光発電を最大限利用した『電力の地産地消』」と題した提案を行いました。
この提案は、環境にやさしい「太陽光発電」を利用して、電気をつくるために道路の太陽光パネル化を目指した作品です。発電による温室効果ガスの排出を抑えると同時に、道路を太陽光パネル化した地域にそのまま電気を供給することで、台風や地震などの災害による停電を防ぐことが期待できます。また、近未来では自動運転技術の発展により、車のフロントとリアから外を見る必要性が低下すると予想し、車の上面全体を太陽光パネル化することも提案しています。
長谷川さんは、「この経験を生かし、大学院に進んでからも研究を通じて、地球にやさしい未来の実現に貢献したい」と話しています。