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学防ラボ代表の松原さんが日本災害情報学会の学会大会で優秀発表賞

2022.11.15 受賞・表彰

 学生防災研究会「学防(まなぼう)ラボ」で活動する大学院博士前期課程2年の松原みなみさんが、日本災害情報学会の第25回学会大会(10月8~9日・日本大学三軒茶屋キャンパス)で行った発表により、優秀発表賞を受賞しました。

 松原さんは昨年3月に発足した学防ラボで活動し、現在は代表を務めています。日本災害情報学会で発表した研究は「小中学校における防災学習の家庭防災への効果 - 防災研究会『学防ラボ』の活動を通して - 」と題し、学防ラボで実施している防災学習の授業を受けた小中学生とその保護者の授業後の防災意識や行動に着目して調査を行い、「学校防災」が「家庭防災」へ与える効果について分析しました。

 分析結果として、学校防災が児童・生徒だけでなく、その家族の防災行動につながっている様子が見られたといいます。「家庭防災を広めていくためには学校防災を継続することや、他学年・他学校へ水平展開を行うことが必要」と考える松原さんは、受賞に当たって「小中学校や家庭、地域での防災活動が活発になるよう、今後も研究と防災学習を続けていきたい。大勢の方のご協力で研究や活動を進めることができ、その中で一つの成果を出せたことをうれしく思います」と喜びを話しています。

  • 賞状を手にする松原みなみさん
  • 小学校で実施した防災学習
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