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環境・設備研究室の学生たちが建築設備士の日記念学生コンペで佳作

2022.11.24 受賞・表彰

 建築学科の環境・設備研究室(河路友也教授)に所属する4年生の5人が、一般社団法人建築設備技術者協会中部支部が主催する2022年建築設備士の日記念学生コンペで佳作を受賞しました。

 受賞者は、鈴木瑛海さん、熊田光里さん、勝田みのりさん、森岡愛さん、高木緑さんの5人です。今年の同コンペは「くうき・みず・でんきを上手に使った地球にやさしい生活を考えてみよう」をテーマに開催され、鈴木さんたちは「海から街へつなぐエネルギー」と題した提案を行いました。

 地球上での「みず」の約97%を占める海を題材に、海の汚れを改善させ、その汚染要因を利用して省エネに向けた取り組みができないかを考えました。汚濁しやすい愛知の海(三河湾)で、海底の水圧によるゴミの圧縮、ヘドロを利用したバイオマス発電、船の動力の電気化など、海の要素を利用した取り組みを行い、海で作ったエネルギーを街に還元し災害時に向け蓄電するといった提案を行いました。

 受賞に当たり、学生たちは「現在の技術では難しい提案がありますが、今後の技術進化に期待をし、案をまとめました。グループで考え一つの作品を作りあげた経験を生かし、環境問題に関心を持ち、省エネに貢献できるよう生活していきたいと思っています」と話しています。

海から街へつなぐエネルギー

  • 賞を受けた学生たち
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