情報科学科のユビキタス情報処理研究室(梶克彦准教授)に所属する大学院博士前期課程1年の須崎翔太さんが、情報処理学会・CDS/MBL/UBI研究会が主催する第10回学生スマートフォンアプリコンテストで最優秀賞を射止めました。今回、全国から79件の応募があった中で最も高い評価を得て、ユビキタス情報処理研究室として3年連続の最優秀賞獲得となりました。
最近のスマホは防水性能が向上し、外傷がなければ水をかけたり水に落としたりしても水没しません。そこで須崎さんは、あえてスマホを水の中に沈めて遊ぶアプリをつくりました。
作成したのは魚の掴み取りに見立てて遊ぶアプリで、「沈めて掴む」と名付けています。スマホを水に沈め、じっとしていると魚が現れるので、掴んで水から出すことで、魚を捕まえられます。
受賞に当たって、須崎さんは「研究室を中心に多くの人と議論した結果、突拍子もないアイデアが一つのまとまりのあるゲームとして形になりました。面白いものを一人で作るのは困難だと、あらためて感じました」と感想を話しています。
※「沈めて掴む」は以下のURLで公開されています。
https://play.google.com/store/apps/details?id=b22712.SinkItGrabIt