エンジニアを志す学生のためのスキルアップ支援プラットフォーム「技育CAMP」のマンスリーハッカソンvol.1(3月25~26日・オンライン開催)に、情報科学科のユビキタス情報処理研究室(梶克彦准教授)に所属する大学院博士前期課程2年の須崎翔太さんと熊澤綾人さんのチームが参加し、参加36チーム中の最優秀賞を受賞しました。
技育CAMPは、人気IT企業などが参加する就活支援サービス「サポーターズ」のイベントで、2日間で集中して成果物を開発し、エンジニアとしてレベルアップを目指します。
須崎さん・熊澤さんの「スマホ二刀流」チームが開発したのは、叫ぶと顔がゆがむAndroidアプリ「叫び」です。使い方は、誰かにアプリを起動したスマホのカメラを向け、相手が叫ぶと、その声に合わせてアプリ内の画像がゆがみます。叫び方が大きいと強くゆがみ、高い声だと細かくゆがみます。「『宝くじが当選した!』『株価が大暴落した!』、その瞬間などが使いどころです」とチームでは説明しています。
開発に当たって、画像一枚の処理時間にこだわり、試行錯誤の末に0.03秒のリアルタイム画像処理を実現しました。音声処理の面では、叫び声の波形を解析して、声の大きさと高さの取得に成功しました。
アプリ「叫び」は、Google Play Storeでリリースされています。須崎さんと熊澤さんは「初めてのハッカソンと制作物公開で不安な点もありましたが、開発を楽しめました。スケジュールや発表も上手にできたので満足しています」と話しています。
アプリの詳細は、以下の須崎さんのHPで紹介されています。